2017/03/28

だが、なかには日本人の民度の高さを疑う中国人もいるようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本で「1万円」を使って日本人の民度や道徳を測定するテストを行った人がいることを紹介した。
記事は、東京都内で道行く日本人に対し、「1万円を落としましたか?」と尋ねる動画を掲載している。道行く日本人たちはもちろんお金は一切落としていないのだが、「1万円を落としましたか?」と尋ねたうちの何人がネコババしようとするかを検証しようという企画のようだ。
動画では、老若男女を問わず、非常に多くの日本人に声をかけているが、「自分が落としたものだ」と答え、1万円を受け取ろうとした人はいなかった。なかには本当に落としてしまったのかと、財布の中身を確認する人もいたが、誰もが正直に「落としていない」と回答していた。
財布を丸々落とさない限り一万を紛失すること自体ないだろうと思ったけれど、数年前にキャッシュカードとポイントカードだけを綺麗に落としたことを思い出した。
当時ラウンドファスナー型の長財布を使っていて、ファスナーを開けたまま持ち歩くという愚行を犯し、現金とクレジットカードを除き紛失。警察へ届出をしたが音沙汰もなく、大学へ入学して間もない頃で惚けていたのだろうが、その日は日本で一番間抜けであると自負したね。
仮に僕がテストの被験者になり、一万円が手に入る場面に直面しても、不思議とワクワクしないと思う。
ワクワクどころか、大げさに私金ではないことを伝えるだろう。
倫理観が云々であるかは不明だけれど、少なくとも、日本人は金銭に関することでお天道様に顔向け出来ないような事はしないよね。
と思ったけれど、コンビニ店長が謎の罰金制度で高校生バイトから金を巻き上げていた事件が脳裏に浮かんだ為、リスクヘッジが下手くそな日本人も存在していることも確かよね。