2017/03/28

若者が生まれ育った地元に定着し、地方創生の担い手となることを目指す。地方での大学振興や若者向け雇用機会の創出、都内での大学・学部の新増設抑制や地方移転について話し合い、5月中旬ごろに中間報告書をまとめる。
山本幸三地方創生担当相は「地方から東京圏への人口流出に歯止めをかけ、東京一極集中を是正するためには、地方に仕事を呼び、人が仕事を呼び込む好循環を確立することが重要だ」とあいさつした。
有識者会議は、大学関係者や自治体の首長ら13人で構成。座長に坂根正弘コマツ相談役、座長代理に増田寛也東大大学院客員教授がそれぞれ就いた。
東京一極集中を止める必要があるように思えない。同時に、地方に大学を増やす必要があるのか疑問。
仮に有名どころの大学を地方に持っていけば人が集まるかといえば、そうでもない気がするのよね。というのも、立地の恩恵を強く受けている大学が多数で、東京にキャンパスがなければ魅力的に映らない大学が多いように思う。
下手に地方へ送れば、元々存在している大学と競争が発生し、最悪共倒れである。
現実問題として、学生時代は東京ではなくても、都市圏で生活することが地方に比べ様々な面で有利なのよね。
そもそも、大学で地方創生は難しいというか、ズレている。大学よりも企業を地方へ移した方が効果的ではなかろうか。