2017/03/28

若者の7割「PCスキルに自信がない」
留目社長は、若者のパソコン利用について次のように説明します。
「日本では、12歳から19歳の若者でパソコンを持っていない人が約7割もいる。つまり持っている人が少数派なんです。(中略)また、大学生くらいの年齢でも3割の人がパソコンを持っていない。これは他の先進国に比べてもかなり差がつけられています」(留目社長)
またNECPCの独自調査によると、大学生の半数近くが「普段はPCを持ち歩かない」と回答。「PCスキルに自信がない」と回答した学生も約7割に達したといいます。採用現場では「マウスの操作もわからない新人がいた」「タブレットだけで、PCに触ったことのない面接者がいた」なども声もあがっているといい、こうした現状に留目社長は警鐘を鳴らします。
「危機的な状況にある。日本の将来を考えると、こうした若い人がパソコンやITの力を付けていかなければならない」(留目社長)
MyPCを必要とする場面に直面しないから所有していないだけでは。スマホやタブレットが高性能になった昨今において、私生活でPCを使う場面は少ないはず。
僕が所有する複数のサイトのPV数はいずれもPCよりスマホの数値が高く、コンテンツに限らずスマホからの閲覧が年々伸びている印象で、PCはいらない子になりつつあるなと身を以て感じている。もしかすると、既にいらない子なのかもしれないが。
というか、19歳以下の子で3割もMyPCを所有していることが驚き。僕が高校生の頃、周りでMyPCを所有している人は把握できる程度だったと記憶している。
深読みしなければIT教育が進んだ影響なのだろうと納得し終える。しかし、スマホが普及した今、ググるよりもツイッターかインスタという中高生が、何故MyPCを所有しているのか気になる。
私見ではあるが、大学生でPCを所有していないことが不思議なことだとは思わない。
僕は情報工学科に所属していたので、周りの人間は皆PCを所有しており、MyPCがなければ課題に取り組むことが困難な環境で、提出もネット上という講義も少なくなかった。余談だが、メガネ所有率も体感多く感じた。
そんな環境に身を置いた影響か、大学生はPCを所有していることが当然だと考える時期もあったが、必要ない学部学科もあるわけで。他学部のとある友人はゼミに所属するタイミングで懐に優しいPCを購入していた。
就活もスマホで事足りるだろうし、PCがなくても大学生活を送ることは可能である。
しかしそれでも、PCを使った資料作成程度の簡単な作業が円滑に出来ると良い。ついでに言えば、VBAの簡単なプログラミングを習得すると便利で、面倒な事務仕事の解消に繋がるかもしれない。
VBAを学ぶとoffice以外のソフトを巻き込んで色々出来るので、比較的に楽しみながら学習できるかと。