2017/03/28

一定の条件下で国交省の許可を得れば、ハンドルなどがない自動車が公道を走ることが可能になった。
国交省によると、これまでハンドルやブレーキペダル、アクセルペダルなどがない自動走行車は公道で一般車とともに走ることができなかったが、今回の基準緩和により、速度制限やルートの限定、緊急停止ボタンの設置といった安全確保措置を講じることを条件に可能になった。
実際には、開発業者などから申請を受けた国交省が、道路管理者や警察と協議した上で具体的な条件を決めることになる。国交省は「交通量が少ない時間帯を選んだり、速度を通常より遅くするなどの条件が加わることになるだろう」と話した。
予想よりも早く動き出した印象。規制緩和により条件付きでの走行テストが可能になるわけで、公道での自動運転実装へ大きな一歩よね。
自動運転が現実味を帯びてくると、既存モデルがどう変わるのか期待してしまう。
順序的には、ドライバーの負担減少、高齢ドライバーによる危険運転の解消、飲酒運転の消滅など、最終的には免許証の価値を問う域まで到達してほしい。
失くなる仕事もあるけれど、新しく生まれる仕事もあるだろう。
兎にも角にも、今は事故を起こさぬよう慎重に運転し、ハンドルを握らずとも目的地へ運んでくれるXデーを待つだけである。
そういえば、事故を起こした場合の責任の行方はどうなるのだろう。最後に疑問が残ってしまった。朝は時間がないのでここまで。