2017/03/28
アイソン彗星を観測できるチャンスがくるようです。
アイソン彗星とは一体なんなのか。
調べました。
アイソン彗星とは
2012年9月に発見されました。
発見時は、視等級が19等級程度の暗い天体とされていました。
しかし、地球から約10億km程度離れている木星周回軌道付近にあるということを考えると、非常に明るい彗星であることがわかりました。
アイソン彗星という名前は、発見者が所属する国際科学光学ネットワーク(International Scientific Optical Network)の略称です。
本当に見えるのだろうか
これまでのアイソン彗星の明るさは14等級程度で、まだまだ観測することはできませんでした。
しかし、数ヶ月をかけて移動をしていたアイソン彗星は、11月後半には双眼鏡で見つけることができる程度の明るさになると予想されています。
さらに、条件さえ良ければ肉眼でも見つけることが可能です。
18日の明け方がチャンス
ここ数日で一気に明るくなっており、16日の未明には明るさが5等級になっているとのことです。
このままの予想だと、18日の明け方が天体観測の見頃といえそうです。
18日の明け方は、おとめ座1等星スピカと大接近します。
東の空をみましょう。
注意点
星を普段から観測していない人にとって、いくら見頃とはいっても簡単に観測できるものではありません。
見える位置を確認してから、町明かりを極力避けながら観測しましょう。
まとめ
確実に観測をしたい場合は、普段から星を見ている人と一緒に見ましょう。
素人が一発勝負で観測を試みても、難しいと思われます。
観測ができれば、白く輝く尾が見えるそうです。
アイソン彗星は今世紀最大級の輝きを放つとされています。
見ることができれば、間違いなく感動するでしょう。