2017/03/28

対象は全16店中、JR新宿駅前のルミネ新宿やニュウマン、ルミネ有楽町など12店。ルミネ新宿では閉店時間を午後10時から午後9時半に早める。客数の落ち込みを防ぐため、土日祝日は開店時間を午前10時半に30分前倒しする。
人手不足のため、一部のテナントから営業時間の短縮を求める要望が出ていたという。「労働需給の逼迫(ひっぱく)で新規の採用が難しくなるなか、従業員のやる気を保つには労働環境の改善が必要と判断した」(広報)という。
<以下略>
引用元
アクセス良好のルミネが施策を講じる状況を見るに、リアル店舗の限界は近いと予想する。ECとパイの奪い合いを余儀なくされている昨今において、既存モデルのリアル店舗は先細りの未来しかない。
ECにはAR・VRショッピングという追い風が吹くことがほぼ確定しており、リアル店舗の在り方について見直す時期であることに違いない。
個人的には、閉店時間を30分早めるよりも、開店時間を大幅に遅らせる方が効果的なように思う。
学生時代に店舗を覗いて感じたことは、平日のお昼帯は空いており買い物がしやすい反面、手を余している従業員の視線が鬱陶しく、居心地が悪かった思い出。最早、夕方からの営業で問題ないのではと錯覚する店舗も少なくない印象。
掘り下げて言えば、従業員の質に関しても疑問で、テンプレ対応ならロボットで問題ない。接客に静かな熱を感じたのは、9が多い眼鏡屋と小ぶりな古着屋だけである。
リアル店舗の不満は僕が根暗気質なことに問題があるけれど、根暗層がECに取り込まれて行く中、リアル店舗の改革に注視。ショールーム的なポジションに落ち着くのか、革新的なアプローチを仕掛けてくるのか。