2017/03/28

NHKがテレビ番組を放送と同時にインターネットで配信することについて、総務省が容認する方針を固めたことが十一日、関係者への取材で分かった。NHKは二〇一九年度中に総合、教育二チャンネルの配信を始める意向。公共放送から「公共メディア」への脱皮を目指しており、肥大化を懸念する声も出そうだ。
NHKの常時同時配信は民業圧迫などを理由に放送法で禁じられてきたが、スマートフォンの普及をはじめ視聴環境の変化に対応する。総務省は十三日の有識者検討会で審議する報告書案にこの方針を盛り込み、一九年の通常国会に同法改正案を提出する構えだ。
NHKは、受信料を支払っている世帯の人に対しては、追加負担なしで同時配信を利用できるようにする。支払っていない場合は、同時配信番組の画面にBS放送と同様のメッセージを表示、番組の一部が見られないようにして、受信契約を促す方向だ。
<以下略>
引用元:東京新聞
2016年の12月に動きが報じられた際、眠い目を擦りながら個人的な意見を書いた記憶がある。

NHKの課金を煽る姿勢に対する嫌悪感は当時と変わりません。
記事にある通り、同時配信視聴目的のユーザーをターゲットにアプリをインストールさせ契約の催促をするのなら納得だが、ネットに接続できるデバイスを所有していた時点で受信契約の必要が生じるのなら、最早堅気のビジネスモデルではない。
ここ最近利用したNHK提供のワールドカップアプリは素晴らしいクオリティだと思ったし、「香川照之の昆虫すごいぜ」のような評判の良い番組も持っているわけで。
良質な番組をオンデマンド配信する課金型アプリをリリースし、視聴したいユーザーに限定してお金を頂くことが一番健全じゃないんでしょうか。
万が一ネットに接続できるデバイスを所有する全てのユーザーが契約対象になるのなら、もう税金でいいよ。