2017/03/28
Windosw XPという歴史あるOSのサポートが終了しようとしています。
2014年の4月8日がサポート終了日となっています。
Windows XPをもし使っているのならば、どう対処すればよいのでしょうか。
サポートが切れるとどうなるのか
サポートが切れるということは、思っている以上に深刻に考えなければなりません。
マルチウェア感染、不正アクセスなど、PCにトラブルが起こることは避けれないであろうレベルまでリスクが上昇します。
私達が考えているよりもインターネット上では様々なことがおきており、PCや個人情報を狙っているユーザーが日々攻撃をしています。
サポートされているOSは、脆弱性の対策を日々しています。
逆にサポートが切れてしまっているOSは、脆弱性に対して無力になり、穴だらけの状態ということになります。
OSのサポートが切れた状態でインターネットに繋ぐという行為は、自殺行為です。絶対に避けましょう。
サポートが切れてからでは遅い
個人としてWindows XPを利用しているのならば、すぐにでもサポート対象のOSにバージョンアップすることを薦めます。
まだ使えると思うかもしれませんが、Windows XPというOSはすでに旬を過ぎています。それも結構前に。
PCに詳しくないのならば買い換えましょう。もう十分に頑張りましたよ、XPは。
どんなOSにすれば良いか
サポート対象とされているOSならば、なんでも良いのではないかと思います。
今だと、Windows 7、Windows 8辺りでしょうか。
お勧めは64bitです。32bitを使うメリットはないように思います。
互換性の問題
恐らくWindows XPを今まで使ってきたユーザーの半分以上は、互換性の問題を抱えていると思われます。
様々な企業がXPのPCを使い続けなければならなかった理由もこれだと考えています。
サポートが切れるとなると、流石に使い続けることは困難なので、仮想マシンで動かすしかないのかなと思います。
仮想マシンで動かすことのできないソフトウェアは、新たな対策を考えなければなりません。
無理やり使い続けるのならば、ネットワークから完全に引き離す方法が思い浮かびますが、ネットワークから切り離すと、使用用途がかなり狭まります。
まとめ
基本的には、バージョンアップするというのがもっとも現実的だと思われます。
PCをまるごと買い換えるとなるとお金もかかりますし、OSだけ入れ替えることができるのなら安く済みますからね。
互換性の問題は、Windows7がリリースされた時にも色々言われてました。
32bitから64bitに移行する際にも互換性の問題は付きまといましたし。
互換性は難しい問題ですが、いつかは解決しなければならないことだと思います。