2017/03/28
路側帯について知っているでしょうか。
自動車の免許を持っている人は勿論のこと、歩行者として知っておかなければならないと思います。
路側帯とは
道路交通法2条で以下のように定義されています。
“歩行者の通行の用に供し、又は車道の効用を保つため、歩道の設けられていない道路又は道路の歩道の設けられていない側の路端寄りに設けられた帯状の道路の部分で、道路標示によって区画されたものをいう。”
簡単にいうと、歩行者の安全と車道の効用保持のために設けられた、白線で分離されている部分のことです。
路側帯の種類
路側帯には3つの種類があり、線の種類で判別することができます。
1つ目は、白の実線で区画されている路側帯です。
自動車等は進入して通行することはできませんが、駐車と停車は可能です。
ただし、条件があり、路側帯の内側に入って道路の端から0.75mは間隔をあけなくてはいけません。
また、路側帯の幅が0.75m以下の場合は、路側帯の線の右側に沿って駐停車する必要があります。
2つ目は、駐車禁止路側帯です。
路側帯の内側に、もう一本白の破線があるものになります。
この路側帯では、車両はいかなる場合でも路側帯の内側に進入し、駐停車することはできません。
駐停車する場合は、路側帯の線の右側に沿って駐停車します。
3つ目は、歩行者専用路側帯です。
路側帯の内側に、もう一本の実線があるものになります。
この路側帯では、軽車両も進入して通行することはできません。
その他は、駐停車禁止路側帯と変わりません。
ちなみに軽車両とは、自転車や人力車などのことを指しています。
まとめ
路側帯についてまとめました。
一般常識なので覚えていたほうが良いですね。
免許証を持っている人は忘れてはいけないですね。車を普段から運転しない人は忘れてしまいがちですが、しっかり覚えておきましょう。