2017/03/28
現在はHDMI端子搭載という文字を、家電を買う際に注意するようになりました。
それだけ一般的となったHDMIですが、そもそもHDMIってどういうものなのか知っているでしょうか。
調べてみました。
HDMIとは
High-Definition Multimedia Interface、高精密度マルチメディアインターフェースを略してHDMIと呼んでいます。
映像、音声をデジタル信号で伝送する通信インターフェースの標準規格です。
HDMIはデジタル家電向けのインタフェースで、DVIを基にして音声伝送機能や著作権保護機能、色差伝送機能を加えるなどAV家電向けに改良したものです。
HDMIの長所
HDMIには長所が多いところが特徴であるといえるほど、長所が多いインターフェースです。
まず、AV機器の配線を簡略化することができます。
HDMIは、映像音声制御信号をケーブル1本で実現しています。
今までのAV機器の配線は様々なケーブルで乱雑していましたが、HDMIのおかげでケーブルは少なくなりました。
また、HDMI機器同士であれば相性問題が発生する可能性が極めて低いです。
相性問題というのは正確な原因が掴みにくいので、相性問題の発生がほぼゼロというのは大きな長所になります。
DVIに対して互換性を持っているということも、大きな長所だと思います。
いつからHDMIが当たり前になったのか
HDMIを世間に浸透させるきっかけになったことのひとつとして、PS3の発売があると思われます。
その後、次世代AV機器が製品化された頃に一般的に認知されたのではないかと思います。
HDMIが当たり前になった決定打は、アメリカの法律によりHDCP非搭載製品の販売が禁止されたことでしょう。
この法律がきっかけとなり、HDMIは急速に普及しました。
まとめ
現在では搭載されていることが当たり前となったHDMIですが、少し前まではHDMIが搭載されていないPCディスプレイとか結構ありました。
今もDVIで繋いでいるユーザーも結構いるんじゃないかと思いますね。
流石にPS3などはHDMI以外は考えられなくなりました。
HDMIで繋いでいる機器をコンポジットケーブルで繋いでみたら、ずいぶんな違いを見れそうです。