2017/03/28
ヒルヤモリを密輸したとして、ペットショップ経営者が逮捕されました。
愛好家の間では有名な方だったらしいです。
今回密輸されたヒルヤモリとは、どういったヤモリなんでしょうか。
気になったので調べてみました。
ヒルヤモリは、爬虫類ヤモリ科に属しています。
生息分布は、マダガスカルが多く、アメリカ大陸東部、インド、モーリシャス、フランスなどです。
大きさは、全長30cmの大型種もいます。
平均的には、全長10~15cm程度の種が多いです。
一般的に知られているヤモリの多くの種は夜行性ですが、ヒルヤモリの多くの種は昼間に活動をしています。
そのためか、ヤモリの瞳孔は縦長の種が主ですが、ヒルヤモリの瞳孔は丸いです。
普段は、森林や岩場などに生息しています。
さきほど述べた通り、多くの種は昼行性です。日光浴を好んでいます。
食性は雑食。昆虫、小型爬虫類、果実、花の蜜などを食します。
ヒルヤモリの主な生態は上記の通りです。
今回ニュースになっていた密輸の件についても少し書きます。
ヒルヤモリは、ワシントン条約によって輸入が制限されています。
そして、ヒルヤモリの主な生息地であるマダガスカル。
マダガスカルに分布する多くの種は、輸出自体が禁止されているのです。
今回の事件では、ヒルヤモリとしか発表されておらず、輸入が禁止されている種なのか、制限されている種なのかまではわかりません。
ドイツからの密輸ということなので、制限されている主の可能性が少し高いのかなと思われます。
最後にグランディスヒルヤモリを少し紹介します。
・グランディスヒルヤモリ
ヒルヤモリ属の中で、最大の大きさの種になります。
全長は30cmとかなりの大きさです。
非常に美しい体色で、人気がある種でもあります。
ヒルヤモリのことについて少し調べましたが、ヤモリって可愛いですね。
目と、尻尾が可愛い。サビヒルヤモリの柄は綺麗だと思う。主観ですが。